快適研究室15日目です。
私は最近、ひとつ聞いてみたいことがあります。
あなたにとって、快適って何ですか?
夏の快適って、何でしょうか。
冬の快適って、何でしょうか。
涼しいことですか。
暖かいことですか。
床暖房があることですか。
エアコンが効いていることですか。
風が出ることですか。
それとも、設備が新しいことですか。
たしかに、それもひとつの答えかもしれません。
でも私は、
快適は設備の名前ではないと思っています。
床暖房があっても苦しい家はあります。
エアコン暖房でも風がつらいことがあります。
涼しくても、なんだか気持ちよくない家があります。
暖かくても、どこか我慢している家があります。
つまり、
快適は「何を使っているか」だけでは決まらないのです。
本当に大事なのは、
その家で人がどう感じているかだと思っています。
夏なら、
暑くないこと。
ベタつかないこと。
寝苦しくないこと。
風がつらくないこと。
どこにいても苦しくないこと。
冬なら、
寒くないこと。
足元が冷たくないこと。
部屋ごとの差が少ないこと。
無理に暖房で押さえ込まなくても楽なこと。
どこにいても、ほっとできること。
世の中では、
「快適です」という言葉がたくさん使われています。
でもその快適は、
本当に人の体にとって快適なのでしょうか。
ただ冷えているだけではないか。
ただ暖まっているだけではないか。
ただ設備が入っているだけではないか。
私はそこを、
一度ちゃんと考えてみたいと思っています。
快適というのは、
人が無理をしなくていい状態だと思っています。
暑さを我慢しなくていい。
寒さを我慢しなくていい。
風に耐えなくていい。
部屋による差で苦しまなくていい。
どこにいても、体が楽で、気持ちが落ち着く。
そういう家が、本当の快適なのではないでしょうか。
私は、
快適を設備の名前で考えるのではなく、
体の感じ方で考えたいと思っています。
なぜなら、
家に住むのは設備ではなく、人だからです。
数字でもなく、機械でもなく、
そこで暮らす人がどう感じるか。
そこがいちばん大切だと思っています。
だから私は、
家づくりの真ん中に
「あなたにとって快適って何ですか?」
という問いを置いてみたいのです。
この問いがあるだけで、
家の見え方は少し変わるかもしれません。
このブログでは、快適な家づくりの考え方を中心に書いています。
ただ、実際の家は一棟一棟条件が違うので、具体的な設計のやり方や改善方法まではここでは書いていません。
革新的なことほど、表面だけ真似してもうまくいかないからです。
「うちの場合はどうなのか」「この計画で失敗しないか」を本気で知りたい方は、個別相談でお受けしています。
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