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廃材再生士 加治聖哉さんの灼熱のアトリエリフォーム: 延べ床面積200坪をエアコンなしで快適空間を実現!

皆さん、こんにちは!今回は、加藤建築が手掛けた、廃材再生士 加治聖哉さんの

アトリエsokoso-koのリフォームプロジェクトについてご紹介します。

加治さんのアトリエは100坪、学校の体育館と同じ大きさで、クリエイティブな作業が行われる場所です。

2階の倉庫を合計すると200坪です。 東京ドームの18分の1の大きさです。

昨年の夏、加治さんはアトリエ内で熱中症に見舞われました。

窓を開けると虫が入って来て作品を汚したりするので

窓を開けなかったため学校の体育館なみに暑かったそうです。

しかし、効果的なエアコンを設置するには500万円以上の費用がかかると

推測され、光熱費も高騰するため、頭を悩ませていました。

そこで加藤建築は、自然と建物を観察しエアコンを使わずに、

アトリエを快適な作業環境にするための革新的な工事を行いました。その内容を詳しくお伝えします。

まず、なぜ暑いのか?なぜ寒いのか?という謎があります。

どうしてなのでしょうか?

答えは、太陽と地球が近くなったり遠くなるからです。

ちょうどいい感じに太陽を調整できれば良いのですが、それは出来ないから困っております。

 

夏の屋根は太陽が近い為に温度が90度近くになっています。

目玉焼きをつくることもできます。

そのため、屋根裏部分は50度近くになっております。

 

夏の建物は普通こういった状況になるので、

窓を開けなければ熱中症になってしまうのは必然です。

今回の倉庫では自然の通気ができてないので倉庫内の温度は蓄積される一方でした。

それでは加治さんは熱中症になるはずです。

加藤建築では、家を建てるときは、いつも自然の通気を使って

屋根裏部分を一次冷却します。

今回も自然の通気を用いてアトリエの屋根裏を冷やすために、

開けやすい2階の窓に網戸を設置して北側の冷たい風を工場用の

扇風機6台で屋根裏部分の熱を冷やすと

同時に第2種換気をすることにより倉庫内の空気が正常化され、

作品や動物や人たちに新鮮な空気を送ることを計画しました。

すると、健康的に倉庫内の見学ができるようになり作品や人にカビの心配が無くなりました。

それと、屋根裏部分の熱が2階におりないように屋根裏に100坪分の断熱材を敷きました。

そうする事で2階の温度を下げることに成功し

結果、1階の温度が下がることができました。

夏の熱は冷やしたり、熱を冷ましたり、熱を逃がしたり、太陽の日差しを遮ったり、

人に軽く風を当てるとか基本的な事を行う事でエアコンに頼らなくても快適に暮らせることができます。

ホームセンターの資材館とかよりは、お金をかけずに断然に快適にできたと思います。

加治さんは虫嫌いで忙しいのにお手伝いをして根性を見せてくれました(笑)屋根裏掃除や虫の駆除もしましたよ。

このリフォームにより、加治聖哉さんのアトリエはエアコンなしでも快適な作業環境が実現しました。

加治さんは「これで安心して作業に集中できる」と大変喜んでいます。光熱費の心配もなくなり、

エアコンを使わないエコで快適な環境が整いました。

加治さんから今年一番暑い日で台風の前のフェーン現象の時に連絡があり

「外は38度でしたが中は32度で快適に作業してます。」と

ありがたい連絡がありました。

 

 

 

さらに、この取り組みは加藤建築の全館冷房のコンセプトとも通じるものです。

図に示されているように、加藤建築の家づくりでは天井、床、壁の温度がすべて26度に保たれることを目指しており、

これを家庭用の小さいエアコン1台で実現する技術を持っています。

このようなエネルギー効率の高い設計思想は、

エアコンに依存しない快適な空間を提供し、

未来の住宅設計において重要なヒントを与えてくれるでしょう。

皆さんもぜひ、加藤建築のアイデアを生活空間に取り入れて、

快適でエコな暮らしを実現してみてください。

加治さんのWEBサイトは

こちら→ https://seiyakaji.com/

ただいま絶賛公開中の大地の芸術祭

https://www.echigo-tsumari.jp/art/artwork/how-to-pass-on-memories/

加治さんのアトリエ sokoso-koは
こちら→ https://maps.app.goo.gl/4nTwqnJ1XoQxQFtN9
連絡してから見学に行ってください

https://line.me/R/ti/p/@381vtmwz

加治さんがいれば動物たちに乗せてもらえるはずです。

トイレや階段も工事させていただきました。
加治さんに購入していただいた、僕が作成した憧れのブラックウォールナットのレジンテーブルがあります。

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