全く風を感じさせず家全体を小さな家庭用エアコン1台と第1種熱交換換気と組み合わせ冷暖房をするシステム

『more than evolution』—モアザンエボリューション

加藤建築の家の性能があるから可能にする『more than evolution』名前の由来は、『もっとより進化していく」

又は、「少しずつ進化する」という意味合いも込めています。長い年月が経過すると、とてつもない進化になる事を夢見てきました。

小さな家庭用エアコン1台で家じゅうを暖冷房という、とてつもなく少ないエネルギーしか使用しないで済む家専用の夢のようなシステムです。

加藤建築の造る家のラインナップにはLEVEL1(Q値1.6)~LEVEL5(Q値0.5)

まで存在しますC値は0.1以下が最低条件となります。『more than evolution』は全棟に標準装備されていま

す。それぞれ家の性能値によりエアコンのカロリーを算定しています。当然、Q値が低い方がエアコンのKWも少

なくなります。イニシャルコストとランニングコストも変わり、よりお金を使わず快適になる事ができます。

高気密高断熱住宅を長年携わり気密と断熱にこだわってきたから出てきた答えでした。

 

 

エアコン性能の向上には驚かされます。超大風力の熱風

遠い所まで届き戻ってくるまでの大風力、

家の性能を補うようにズバッと大風力が解決してくれます。

各家電メーカ必死の競争による省エネと風力の開発

1つのエネルギーでこれだけ省エネできますのアピール

高性能エアコンで家を暖めるには、家じゅうが大熱風や大冷風の現象になる事がわかりました。

私だけだろうか、その風が不快だと感じているのは、

エアコンの近くだと暑く、離れると寒い、逆に夏は近いと寒く、離れると暑い現象が起こります。

 

加藤建築はこのような症状を不快と判断してました。

暖かさだけでは快適ではなく、風、湿度、匂い、空気の新鮮さ

体温の奪われ方などの分野から快適が成り立つと判断しています。

これまでの経験で熱は風によって運ばれることがわかりました。

あのエアコンも風がなければ熱の移動ができなくて、

エアコンの本体だけ熱くなる事だと思われます

エアコンの風で家じゅうを暖めようとすると

ドアや引き戸がある為に熱は部屋に入って行けず、

ドアを開けない限りその部屋は暖まりません。

よって、隣の部屋と温度差が生じ子供部屋、脱衣、お風呂、押入れ、クローゼット、玄関、階段、ローカ、トイレ、など、リビングとの温度差が生じてしまい隙間風や湿気だまりの原因となって不快感を誘います。

ですから暖房器具は各部屋に必要となります。

もしくは、ドアを開けっぱなしの状態にしなければなりません。

どんなに性能を上げても熱は移動が上手く行きません。

使い方が余計に難しくなり混乱してしまいます。

性能値がいい所では余計に温度差が発生することでしょう。

なので工夫が必要となってきます。

あなたは何処のメーカのエアコンを取り付けますか?何台?どこに?考えていられますか。

私達は、エアコンの算定に住宅性能と温度差でのKwの算定を行っています。

エアコンの算定はとても難しく知識・経験・計画性が必要になります。

 

←エアコンの吹き出し口拡大写真

 

加藤建築は体に風を当てず1台のエアコンで温風と冷風をドアの閉まっている、

隣の部屋や下の階の部屋までダクト配管で送る事に成功しました。

熱は家じゅうまんべんなく広げる事ができました。

そのエアコンの風量を利用して、24時間熱交換換気(RDKR)でろ過された新鮮な空気を一緒に送っています。

このRDKRは加藤建築の最も重要な部分で、これがないと健康住宅の定義が狂うほど大切なのです。

家から捨てられる排気空気の熱だけを回収し、冷たい新鮮な空気にエネルギーを使わずに排気熱の83%の熱を加えられるの優れものです、汚い外の空気を袋状のフィルターでろ過し花粉、大気の粉塵、PM2.5、ディーゼルの排気微粒子などをキャッチしてくれます。

室内は、いつでも、どこでも綺麗な空気が充満されています。

よって、加藤建築では窓を開ける必要がなくなり網戸は必要がなくなります。

 

下図は勝手が反対となります。

 

 

赤い配管は暖かい新鮮な空気が流れる吸気口です。

青い配管は汚れた空気を押入れ、クローゼット、収納、玄関、

お風呂、キッチン、トイレから排気を集めています。

新鮮な空気をクローゼット、押入れまでの引き込むので収納スペースがカビる事はありません。もちろん、浴室やトイレも同じ事です。

今では、エアコンの吹き出し口は最大で18か所まで分割でき、

空気を安全に自在に操る技術を持っています。

今、現在は10畳用のエアコン(2.8KW)1台で40坪(80畳)の家を冷暖房に成功しています。

なお最大で80坪位(160畳)の大きな家でも家庭用エアコン1台で可能の技術を持ってます。

more than evolutionのLEVEL3の取扱説明書を載せてみました。

高気密高断熱工法とmore than evolutionの効果により

新鮮な空気の充満と湿度の管理が簡単にできるようになります。

 

長岡市は盆地で気温が低くて湿度が高い日がたくさんあり

夜は晴れているのだが、夜露で周りがびしょびしょに濡れている事が多く

温度を下げずに湿度をとる事が重要な日が続きます。

1年中で、ほとんどの夜は低温で高湿度のため、カビの発生原因と繋がります。

一般的に冷房を使うという話がありますが、実際には26℃~24℃付近の日が多く冷房で温度が下がりますが、湿度は高いままなのです。

高気密高断熱は暖かいから冬は快適です。しかし、1年のうち2分の1は低温多湿でカビに侵されてしまう環境です。

春から夏にかけて24時間換気があるのにカビが生えてきたという声とエアコンが臭い、エアコンからしずくが垂れる、エアコンから白い煙が出てくる、窓が結露しているという声をたくさん聴きます。

長岡→高気密高断熱=カビというクレームのイメージが出来上がり高気密高断熱の技術は一向に進まない。国の指示で高気密高断熱化の計画実行は進んでいるが実態が空っぽだ。

加藤建築の家でも何も策をとらなければ、低温で多湿の状況に負けてしまいカビが出てくることと思われます。

しかし、エアコンの除湿ボタンを押すだけで家じゅうの湿度は55%まで抑えられます。

場合により足りない時があるのかもしれませんが、その時は除湿器が必要です。

やっとここで加藤建築の健康住宅の定義が成り立ちます。

健康と性能は同じ格ではなく、性能がある事で快適があり初めて健康が成り立つと思います。