快適研究室|先に目指すべきは、省エネではなく快適です

快適研究室|先に目指すべきは、省エネではなく快適です

第4話目です。

家づくりの話をしていると、
よく「省エネが大事ですよね」と言われます。

もちろん、それは大事です。
エネルギーを無駄にしないことは、とても大切だと思います。

でも私は、
家づくりでいちばん先に目指すべきものは、
省エネではないと思っています。

まず目指したいのは、
快適です。

夏、涼しいこと。
冬、あたたかいこと。
風がつらくないこと。
部屋ごとの温度差が少ないこと。
どこにいても、ほっとできること。

そういう快適さが、
まず先にあるべきだと思っています。

なぜなら、
人は不快な家では無理をするからです。

夏、暑さを我慢する。
冬、寒さを我慢する。
風が当たってつらい。
部屋によって差が大きい。
寝苦しい。
足元が冷たい。

そんな状態では、
体は知らないうちにずっと頑張り続けています。

私はそこに、
健康の問題がつながっていると思っています。

 

家が快適になる。
すると、体が楽になります。
無理をしなくてすみます。
よく眠れるようになります。
毎日の負担が減っていきます。

だから私は、
快適の先に健康がある
と思っています。

そしてもうひとつ大事なのは、
本当に快適な家は、
大きなエネルギーを使わなくても整いやすい、ということです。

無理に冷やし続けなくてもいい。
無理に暖め続けなくてもいい。
少ないエネルギーで、家全体が落ち着いていく。

だから結果として、
省エネにもつながっていきます。

つまり順番は、

省エネが先ではない。
まず快適。
その先に健康。
そして結果として省エネ。

私はこの順番が、
家づくりではとても大事だと思っています。

ところが世の中では、
先に数字を見たり、
先に設備を見たり、
先に省エネを見たりして、
肝心の「本当に快適かどうか」が後ろに行ってしまうことがあります。

でも、
住むのは人です。

数字が暮らすわけではありません。
設備が眠るわけでもありません。
人が暮らし、
人が休み、
人が元気でいられるかどうか。
そこがいちばん大事だと思っています。

だから私は、
まず本当の快適を目指したいのです。

家は、
我慢する場所ではなく、
ほっとできる場所であってほしい。

その快適さが、
毎日の健康を支え、
結果として少ないエネルギーでも整う家につながっていく。

私は、そんな家づくりをしたいと思っています。

まず快適を目指すこと。すべてはそこから始まると思っています。

または

快適が先にあるから、健康があり、結果として省エネになる。私はその順番を大切にしています。

 

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