快適研究室|家は、人を回復させる場所であってほしい

快適研究室12日目です。

私は、家はただ住むための箱ではないと思っています。

 

雨や風をしのげればいい。
暑さ寒さを何とかしのげればいい。
寝る場所があればいい。

もちろん、それも家の役割です。
でも本当は、
それだけでは足りないと思っています。

家は、
人を回復させる場所
であってほしい。

私はそう思っています。

人は毎日、外でいろいろなものを受けています。

仕事の疲れ。
人間関係の疲れ。
暑さ寒さ。
時間に追われること。
気を張ること。
思っている以上に、体も心も消耗しています。

だからこそ、
家に帰ったときくらい、
力を抜ける場所であってほしい。

家に入った瞬間に、
ふっと体の力が抜ける。
どこにいても落ち着く。
無理に頑張らなくていい。
気づいたら呼吸が深くなる。
そんな場所であってほしいと思っています。

でも実際には、
家にいても休まりきらないことがあります。

どこか暑い。
どこか寒い。
風が気になる。
部屋によって差がある。
寝ていても途中で起きる。
足元が落ち着かない。
体がずっと環境に反応し続けている。

それでは、
家にいても本当の意味で回復できません。

私は、
快適というのは、
人がただ楽をするためだけのものではないと思っています。

快適であることは、
人が元気でいるための土台です。

よく眠れる。
体が楽になる。
余計な力が抜ける。
毎日の小さな負担が減っていく。

そういう積み重ねが、
人を少しずつ回復させていくのだと思っています。

だから私は、
快適の先に健康があると思っています。

いきなり健康をつくろうとしても、
その前に家が人を疲れさせていたら難しい。

まず、家が人を苦しめないこと。
まず、家が人を守ること。
まず、家が人を回復させること。

そこがあって初めて、
健康という言葉にも近づいていけるのだと思っています。

家づくりの話をすると、
どうしても設備や性能や数字の話が先に出ます。

もちろん、それは大事です。
でもそれは全部、
最終的には
人を回復させるため
でなければいけないと思っています。

数字が立派でも、
住む人が疲れていたら意味がない。

設備が新しくても、
休まらなければ足りない。

大事なのは、
その家で暮らす人が
本当に楽になれるかどうかです。

私は、
家はもっと人を元気にできると思っています。

もっとやさしく包めると思っています。
もっと、帰るだけでほっとする場所にできると思っています。

家は、
人が消耗する場所ではなく、
人が回復する場所であってほしい。

私はそう思っています。

家は、ただ帰る場所ではなく、人が回復してまた前を向ける場所であってほしい。私はそう思っています。

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